国産材を使う理由

国産材を使う訳

皆さんは、私達の国の3分の2以上森林で覆われており、さらにその約4割にもおよぶ森林が、かつて人の手で植えられた人工林であるということをご存知ですか?
戦後に植林された木の伐採の時期がきているのに、外材に押されて国産材が使用されていない現状です。日本は山林国と言いながら、住宅資材での木材の使用率は「外材が80%」、「国産材はわずかに20%」との現状です。

地球温暖化等から地球を守る為の自然環境の維持。光合成によりCO(二酸化炭素)を吸収する植物たち…その中でも、固定資源として適正に管理された森林の役割は重要であり、適正なサイクルで伐採し使用していくことにも、大きな意義があります。

国産材は決して高額ではありません。

皆様がたの大半は、「杉や檜の無垢材は高価で贅沢だ」と思っていらっしゃることでしょう。しかし、例えば「国産杉柱」と「欧州産ホワイトウッド柱」を比べてみても、値段はほとんど変わらないのです。むしろ、国産材の方が安価である場合も多数見受けられます。

地元材を使う「地産地消」により、還元されるお金により山林も整備され、きれいな水が美しい川、湖、海を形成していくのです。今一度、その森の価値を見直してみてはいかがでしょうか。

【シックハウス症候群】…もう皆様にはお馴染みの言葉でしょう。
今日では、だいぶ対策も進んで参りましたが、住宅の新建材や、家具の塗料や接着剤から発生する有害物質が人体に多大な悪影響を及ぼすことを言います。無垢の国産材 であれば、塗料も接着剤もほとんど使いません。しかも、木には調湿性がありますから、結露防止にもカビ防止、防虫効果にもなります。

中工務店では国産材本来の特性にこだわり、天然乾燥した国産材を使い特色ある家づくりに取組んでいます。杉の持つ柔らかさや暖かみ、色、つやの良さ、桧の香りの良さや防虫効果を目で見るのではなく、体で感じてください。


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