中工務店について

中工務店の立ち上げ

中工務店はリーズナブルな価格で、質の高い木の家を実現するプロジェクトチームです。
設計は自社設計を基本に、チーム内の設計事務所が担当します。
用いる木材は厳選された、奈良県吉野材(阪口製材所)、広島県産材(小城六右衛門商店)です。
誰もが難しいとみられたことが、可能になったのは、これまで中工務店が積み重ねてきたノウハウと、山と工場の協力、各専門業者との連携が、さらには建築主との協同、協働の取り組みがあるからです。
山と町を繋ぎ、町と建築主を結び、大切にすべきことを守り、省く物を省く事で可能になりました。

中工務店の家づくりに対する考え

中工務店の主要構造材は奈良県の吉野材をメインに、広島県の佐伯杉を使用しています。
これらの木は、高樹齢な原木を葉枯らして、荒挽きした後に天然乾燥をします。
そして十分に乾燥したのちに修正挽きして建築主のもとへと集荷されます。
構造材には樹齢80年以上の赤身の杉を、下地材は間伐材の杉を使用しています。
節のある化粧並材を多く使用する事で林山地の活性化に貢献します。
建物の内観はそれらの木材を隠ぺいせず、あらわしとする事で、木のもつあたたかみを演出し心地よい空間づくりを、また木材が空気に触れる良好な環境を維持し、建物の長寿命化をはかり、数世代に引き継げるすまいとして提唱します。

また近年ささやかれる「創エネ・省エネ・CO2輩出」に対しては、上記の取り組みにプラスアルファをした形で、太陽光発電とエネファームを搭載した「ダブル発電」の家を提案します。
自然素材と自然エネルギーを利用して、人、環境にやさしく、そして省エネを超えた、自ら創る「創エネ」に取り組みながら、地球環境に優しい生活を実現できます。

現在、優良な循環再生可能林山地と提携しており「すまいづくり」のスタートとして林山地見学を取り入れています。
自分達の「すまい」が、どのような場所の木材で建っているのか、またどのような過程で木材が出荷されていくのか、または国産木材を取り巻く環境や、木材のもつすばらしい利点や、節や割れ、反りなど木のもつ習性を自ら知っていただき木造住宅の価値観を高めていただき、木のすまいの良さを実感していただいています。

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